ブンデス屈指の“FK職人”が最大37億円でミラン移籍へ 独メディア「全く予期していないもの」

すでにミラン幹部と接触したチャルハノール、数日中に合意か

 ACミランは、レバークーゼンのトルコ代表MFハカン・チャルハノールの獲得に近づいているようだ。独メディアによれば、移籍金は2000万から3000万ユーロ(約25億〜37億円)になる見込みで、数日中に合意するという。

 チャルハノールに対するミランの関心は以前から何度か噂されていたものの、このところはあまり話題に上っていなかった。しかし、突如として事態が進展しており、ドイツのスポーツメディア「Funke Sport」によるレポートでも、「全く予期していないものだった」と記されるほどだ。

 チャルハノールがすでにミラン幹部と接触するなど、交渉は大詰めを迎えているようだ。争点となる移籍金は2000万から3000万ユーロの間で落ち着くとされ、数日中に合意に達する見込みだ。

 FKのスペシャリストとして知られる23歳のチャルハノールだが、今年2月には過去の移籍で契約違反が発覚。4カ月間の出場停止処分を受けたため、今季終盤戦を欠場していた。レバークーゼンとの契約は2019年まで残っているものの、このタイミングでの移籍に近づいている。

 ミランは今季限りで契約満了となった日本代表FW本田圭佑を放出。その一方で、中国資本への売却が完了したこともあり、ポルトからポルトガル代表FWアンドレ・シウバを獲得するなど、今オフは積極的な補強に乗り出している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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