W杯の公式試合球に懸念要素? 研究結果が公開…過去に比べ「飛距離が短くなる可能性」

W杯で使用されるボールに懸念(写真はイメージ)【写真:ロイター】
W杯で使用されるボールに懸念(写真はイメージ)【写真:ロイター】

W杯の試合球「トリオンダ」

 北中米ワールドカップ(W杯)で使用される公式球は従来のボールに比べて、ロングキックの飛距離が短くなる可能性があるようだ。「シミュレーション上、違いはあるだろう」と研究結果が公開されている。

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 今大会で使用される公式試合球はアディダスの「トリオンダ」。W杯の公式球のなかでも最少のわずか4枚のパネルで構成された特徴的なボールとなっている。

 米・ピュージェットサウンド大学のジョン・エリック・ゴフ博士は学術研究に関するニュースメディア「The Conversation」でトリオンダに関する研究結果を公開。それによると、トリオンダは高速領域において過去の公式球に比べて抗力係数がやや大きく、「簡単に言えば、強く蹴り出されたロングボールの飛距離が短くなる可能性がある。シミュレーション上、その差はそれほど大きなものではないが、選手のロングキックは数メートル届かないと感じる程度の違いはあるだろう」と説明されていた。

 ただし、これはボールに回転が掛かっていないケースでの実験であることを留意する必要があり、「今回の結果は今夏にファンが目にする全てのパス、クリア、フリーキックの結果を予測するものではない」という。2010年の南アフリカW杯で使用された「ジャブラニ」は無回転のブレ球を量産して大きな話題を呼んだが、トリオンダに関しては「我々の実験の結果から、ボールが不可解で不規則な軌道を描くことなない」との見解が示されていた。

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