マルキーニョス、コールマンに熱視線

　マンチェスター・ユナイテッド（マンU）のベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイがトレード要員として放出される可能性が浮上している。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。
　ヤヌザイは現在、ルイス・ファン・ハール監督が導入しているシステムや戦術への適応に苦戦を強いられている。そのため、満足のいく出場機会を得ることができていない。今冬の移籍希望はかなわず、ファン・ハール監督がそれを拒否したと伝えられている。
　しかし、今夏の移籍市場でベルギー人アタッカーの去就は急展開を迎えようとしているという。
　マンUは次回の移籍市場で課題とされている守備陣の強化に乗り出す。補強リストの上位には、パリ・サンジェルマンのブラジル代表DFマルキーニョスと、エバートンのアイルランド代表DFシェイマス・コールマンらが名を連ねている。
　両者ともクラブの主力を務めているため、共に売却に難色を示すとされている。しかし、両チームが以前から強い関心を寄せているヤヌザイとのトレードであれば、交渉の場を設ける可能性が高いと伝えられている。
　マンUでプロデビューを飾ったヤヌザイは、レッド・デビルズのアイドルとしてその将来を期待されてきた。だが、愛着あるマンチェスターを離れる日が訪れるかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images