号泣のイタリア「見るのは辛い」 ベテランが謝罪…子どもたちが「いないW杯を見る」

イタリア代表のスピナッツォーラ【写真:ロイター】
イタリア代表のスピナッツォーラ【写真:ロイター】

スピナッツォーラ「またしてもイタリアのいないW杯を見ることになってしまう」

 イタリア代表は現地時間3月31日に北中米共催ワールドカップ(W杯)の欧州予選プレーオフの決勝で、ボスニア・ヘルツェゴビナに1-1からのPK戦で敗れた。これで3大会連続の予選敗退となり、延長戦から出場したDFレオナルド・スピナッツォーラは「イタリアの子どもたちは、またしてもイタリアのいないW杯を見ることになってしまう」と沈痛な言葉を残した。

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 W杯4回優勝を誇る強豪として知られるイタリアだが、直近の2大会はまさかの欧州予選敗退の憂き目に遭った。今回の予選もノルウェーに首位通過の座を奪われ、2位通過からプレーオフに回った。準決勝では北アイルランドに勝利し、この日が勝負の一戦だった。

 前半15分に相手GKのミスを突いてFWモイーズ・キーンが先制点を奪い、道が開かれたかに思われた。しかし、前半41分にDFアレッサンドロ・バストーニが決定的な得点機会の阻止で退場処分となり一気に暗雲が立ち込める。防戦が続くなかで後半34分に追いつかれると、カウンターでの得点機も逸して延長戦までを終えPK戦に。そこでは2人が枠外に失敗し、3大会連続でW杯への出場を逃した。

 延長戦から出場したスピナッツォーラは、イタリア国営放送「RAI」のインタビューに「10人で戦った後こんな形で敗退するなんて、まだ信じられない。全員にとって本当に大きな失望だ。イタリアの子どもたちは、またしてもイタリアのいないW杯を見ることになってしまう。涙を流す若手を見るのは心苦しい。もうこんなことが将来に起こらないことを願う」と語った。33歳のDFにとって「間違いなくW杯に出るラストチャンスだった」という戦いは厳しい幕切れになった。

 その後、衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューにも応じたスピナッツォーラは、あらためて「若い選手たちが泣いているのを見るのは辛い。この呪いが解けて、彼らがまたW杯に出場できることを願っている」と話す。そのうえで、予選の途中で火中の栗を拾うような就任となったジェンナーロ・ガットゥーゾ監督について「監督は素晴らしいサプライズだった。必要な資質は全て備えていると思うし、交代させる必要はないと思う」とコメントしている。

 2014年のブラジルW杯が最後の出場となっているイタリアは、現役でその舞台を知る選手もほとんどいなくなった。少なくとも次回大会まで16年の空白が生まれることが決まったイタリアは、復活への道のりを歩むことができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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