またもW杯出場ならず…イタリア闘将が涙「受け入れがたい痛み」 試合後に謝罪「申し訳ない」

ガットゥーゾ監督が涙ながらに謝罪
イタリア代表は現地時間3月31日、北中米共催ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦し、1-1の末にPK戦で敗れた。これで3大会連続の予選敗退となり、チームを立て直してここまで導いた闘将は、涙ながらに謝罪の言葉を口にした。
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W杯4回優勝を誇る強豪イタリアだが、近年は苦境にあえいでいる。2018年ロシアW杯予選で敗退を喫すると、2021年開催の欧州選手権(EURO)で優勝し復活を印象付けた。しかし、2022年カタールW杯予選ではプレーオフで北マケドニアに敗れ、本大会出場を逃した。そして今予選でも序盤の不振を受け、ルチアーノ・スパレッティ監督の解任という決断に踏み切った。
その後任として指揮を執ったのが、2006年ドイツW杯優勝メンバーのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督だった。まさに火中の栗を拾う形での就任だったが、情熱的な指揮は選手たちに自信を取り戻させる。ノルウェーに及ばずグループ2位に終わったものの、プレーオフから本大会出場を狙った。準決勝では北アイルランドを下し、この決勝に臨んだ。
試合は前半15分、相手GKのミスを突いたFWモイーズ・キーンの先制点で幕を開ける。流れをつかんだかに思われたが、前半41分にDFアレッサンドロ・バストーニが決定機阻止で退場となり、一気に試合は傾いた。数的不利の中で防戦を強いられ、後半34分に同点とされる。カウンターからの好機も生かせず、試合は延長戦を経てPK戦へ。ここで2人が枠を外し、またしてもW杯出場は叶わなかった。
試合後、イタリア国営放送「RAI」のインタビューに応じたガットゥーゾ監督は、涙を浮かべながらこう語った。「選手たちはこんな形で敗退するに値しなかった。10人になってからも3度の決定機があったが、簡単に失点してしまった。残念だが、これがサッカーだ。選手たちを誇りに思う。自分たちのため、イタリア国民のため、そしてイタリアサッカーのためにも、この勝利が必要だった。悔しい。受け入れがたい痛みだ」
さらに「私は長年サッカー界に身を置いてきたが、今日は打ちのめされている。この結果を受け入れるのは難しい。W杯出場を逃すのは、もう何度目だろうか。出場権を勝ち取れず申し訳ない」と謝罪した。
その去就について問われると、「今はそのことを話すべき時ではない」と明言を避けた。出場枠が48チームに拡大された今大会でも、イタリアはなお世界の舞台にたどり着くことができなかった。

















