降格危機の名門…監督解任に英辛辣「任命したこと自体が間違い」 勝ち点1差で「余裕ない」

トッテナムに厳しい視線「もう一度同じ過ちを繰り返す余裕はない」
不振を極めるイングランド1部プレミアリーグのトッテナムについて、英公共放送「BBC」は「もう一度同じ過ちを繰り返す余裕はない」と厳しい視線を向けている。
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トッテナムは3月29日、イゴール・トゥドール監督との契約を、双方合意の上で解除することを発表した。2月11日、トーマス・フランク前監督との契約解除を発表してトゥドール氏に指揮を託したトッテナムだが、そこからの公式戦7試合を1勝1分5敗で終えた。もっとも、その1勝も2戦合計方式で勝ち上がりを争うUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のもので、初戦で大敗した2試合目に合計スコアで及ばない勝利を収めただけであり、1試合の勝利とカウントすることの是非も問われるレベルのものだ。
BBCでは「間違いはできるだけ早く正すべきだという主張に一理あるとすれば、それに対する反論は、トゥドールを任命したこと自体がそもそも犯すべきではなかった間違いだった」といたうえで、「暫定的にでも監督を引き継ぐことにはほとんど論理的な根拠が見られなかった」と、トゥドール氏の人選について厳しい言葉が並んだ。
なかでも「3バックシステムへのこだわりはトッテナムにはそぐわないように見え、戦術や選手の頻繁な変更は、彼自身も引き継いだ低迷するチームから最大限の力を引き出す方法を理解していなかったことを示唆していた」と、シーズン途中で就任した監督としての大掛かりな戦術変更に無理があったと指摘している。
一方で「トゥドール氏には同情の余地があるだろう。彼は明らかに不向きな役割に突然就任させられただけでなく、父親の死にも対処しなければならなかった。さらに、怪我人が続出し、自信を完全に失ったチームを引き継がなければならなかった」と、エクスキューズになる部分があることも認めている。
トッテナムは残り7試合で降格圏までわずか勝ち点1差の17位と低迷している。データを専門的に扱う「OPTA」では、トゥドール監督の在任期間43日間は、プレミアリーグにおいて50日以内で去った5人目の記録になったとも報じた。
インターナショナル・マッチウィークが明ければ、毎週末に1試合のペースで戦う最後の戦いが待つ。18位のウェストハムとの熾烈な残留争いが見込まれるなか、混乱から立て直すことができるか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















