元豪州代表DFが済州の暴力行為を非難 「Kリーグ勢が関わるのは初めてではない」

Kリーグに所属したDFコーンスウェイト 「ペナルティーが与えられるべき」と断罪

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、浦和レッズ対済州ユナイテッドで済州による前代未聞の乱闘劇が起きたが、かつてKリーグでプレーした元オーストラリア代表が韓国勢のラフな姿勢を非難している。

 浦和リードで迎えた3-0の延長後半アディショナルタイム、浦和の選手がコーナーフラッグ付近でボールキープした場面で済州側が苛立って小競り合いが発生すると、控えDFペク・ドンギュがビブス姿のままMF阿部勇樹にジャンピングエルボーを見舞いレッドカード。さらに試合終了後も怒りが収まらない済州側は日本代表DF槙野智章らを追い掛け回し、DFクォン・ハンジンが浦和スタッフに飛び膝蹴りを食らわせるなど、試合終了後にもレッドカードを提示された。済州は3人の退場者を出す醜態を晒していた。

 韓国メディアからも済州側の振る舞いを断罪する声が挙がるなか、かつて全南ドラゴンズでプレーした経験があり、今季は現在所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズで浦和とグループリーグで対戦した元オーストラリア代表DFロバート・コーンスウェイトは自身のツイッターで次のように断罪した。

「昨夜の浦和対済州で起きた10分間の乱闘劇、Kリーグ勢がこのようなことに関わるのは決して初めてではない。大きなペナルティーが与えられるべきだ」

 韓国でプレーした経験のあるコーンスウェイトだけに、今回の事件は“またしても”という思いが強いようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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