衝撃の4ゴールも…痛み止め使用してプレー 大迫勇也を超えて「自分が歴代トップに」

神村学園の倉中悠駕「自分が歴代トップになれるように頑張りたいです」
インターハイ王者の神村学園(鹿児島)は、1月4日に行われた第104回全国高校サッカー選手権の準々決勝で日大藤沢(神奈川)と対戦して4-1で勝利し、国立競技場で行われる準決勝進出を決めた。チームの全4ゴールを叩き出す活躍を見せたFW倉中悠駕は、「失点したんですけど、そこで自分が決めてやろうという気持ちがあり、そこからも決めきることができたので良かったと思います」と、笑顔を見せた。
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前半29分にMF福島和毅、FW德村楓大とパスが渡り、最後は倉中が左足のワンタッチシュートで先制ゴールを決める。3試合連続となる先制ゴールを挙げた神村学園の9番は、後半13分にも德村のパスから左足でネットを揺らした。
その後、神村学園は今大会初失点を許したが、倉中は後半23分にDF中野陽斗のパスから右足でゴールを決めてハットトリックを達成。その2分後にはCKからヘディングをゴールに突き刺して、4点目でパーフェクトハットトリック達成となった。圧巻の活躍を見せた倉中だが負傷を抱えており、痛み止めを使用しながらプレーしたことを明かし、報道陣を驚かせた。
この日、落ち着き払ってゴールネットを揺らし続けた倉中だが、「これまで焦っているシーンがあってコーチからも『落ち着いてプレーしろ』と言われていました。それを忘れずにプレーできたので良かったです」と、修正できたことに安堵の表情を見せた。
この試合前まで、チームメイトのFW日高元が5得点で得点ランクでトップに立っていた。倉中はこの試合の4ゴールで一気に大会通算6得点として、得点ランクのトップに躍り出た。日高の得点数を抜けたことに「超したい気持ちが強かったので、きょう超すことができて非常に嬉しい」と喜びを隠さず、それでも得点ランク1位になったことには「非常に嬉しい気持ちでいっぱいですが、まだ大迫勇也さんの得点数を超していないので、あと2試合でしっかり得点して、自分が歴代トップになれるように頑張りたいです」と、大迫の持つ10得点の大会記録を目標に据えた。
この選手権でゴールを量産している倉中だが、神村学園が優勝した夏のインターハイでは、5試合で1得点にとどまっていた。「インターハイでは自分がゴールを決めてやろうという気持ちが弱かったなと振り返って思います。選手権は、自分が決めてやろうとずっと思っているので、そこが決め切れている要因かなと思います。プロの練習に参加したりして、そこで足りないところがいっぱいあって、そういった部分でも練習で修正できたことも今大会に生かせたと思います」と、インターハイ前にいわきFC、インターハイ後に水戸ホーリーホックの練習に参加して刺激を受けたことを明かした。
準決勝では尚志(福島)と対戦する。高校の公式戦では初めてのハットトリックだったという倉中は、「インターハイでもやった相手なので、厳しい試合になると思うのですが、そこで自分のチームのために4試合連続で先制点を取れるために頑張りたいと思います」と、チームを勝利に近づかせるゴール奪取を誓った。
(河合 拓 / Taku Kawai)












