29年ぶり出場の公立校「少しでも勇気を」 最年少の26歳指揮官…大敗でも崩れなかった「自分たち」

夘田雄基監督は今大会最年少の26歳
第104回全国高校サッカー選手権は1月2日に各地で3回戦が行われ、Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuの第1試合で29年ぶり出場の水口(みなくち、滋賀)は夏のインターハイ王者・神村学園(鹿児島)に0-4で敗れた。今大会最年少26歳の夘田雄基監督は「公立高校が最近しんどい中で、少しでも勇気を与えられたかなって思います」と振り返った。
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前名称の甲賀高校時代と合わせ29年ぶり16回目の出場だった水口は、初戦で上田西(長野)、2回戦で伝統校の広島皆実(広島)を下した。そして、夏の王者との戦いは序盤から相手にボールを持たれる展開になったものの、最終ラインを下げずに高い位置で渡り合おうという姿勢を感じさせる試合を繰り広げた。
それでも前半に先制を許すと、後半の立ち上がり6分までに2失点して突き放された。夘田監督は「予想以上に強かったですね。ビデオとかも見たんですけど、やっぱりピッチではちょっと違って細かいところ、球際や1対1の強さ、切り替えであったりとか、もう全然通用していなかった」と話した。それでも「王者に対して積極的に仕掛けるとか、攻める姿勢を最後まで見せてくれたなって思います」と選手たちの奮闘を称えた。
後半18分に0-4とされ、交代時に悔し涙が見える選手もいる中、キャプテンを務めたMF梅田旬(3年)は「自分たちらしいサッカーをしようと、常に声を掛けて戦うことができました」と話す。そして「負けたことはやっぱり悔しかったんですけど、最後まで自分たちらしく戦えて、そこに悔いはないです」と言い切った。
大会中にチームメートとの年越しも経験した梅田は「1試合でも多く、3年生と最後の試合をすることができて良かったし、1、2年生にはいい経験をさせることができました。楽しくワイワイとホテルでは自由に過ごして、ある程度のルールを守りながらも楽しく年を越すことができて良かったです」と大会を振り返った。
夘田監督は「一戦一戦をしっかり勝ち上がっていこうと言っていたので、もちろん年を越せたことは良かったですし、2勝をした中で夏のチャンピオンとも3回戦で戦えたのは良かったと思います。大会に入るまでもそうですが、始まってからもたくさんの人が応援してくださった。滋賀から何回もバスで来てくださった方もいて、ものすごく色々な方に支えられてるんだなと感じられたので、感謝したいと思いますし、次につなげていけたら」と前を向いた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















