痛み止め、スパイクに吸収パッドも「欠かせない」 骨折から復帰…“29年ぶり”を支えるエース

快進撃を見せる水口のエースFW池口遼「走るしかない」
得点はなくてもチームのエースであることに変わりはない。水口(みなくち、滋賀)の9番を背負うFW池口遼は仲間のために戦い続ける。
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第104回全国高校サッカー選手権大会は1月2日、3回戦を迎える。29年ぶり出場の水口は、2回戦で広島皆実(広島)を3−1で撃破。前半12分までに2点のリードを奪う理想的な展開から、後半にさらにダメ押し点を奪い、3−1で勝利。目標としていたベスト16へ駒を進めた。
9番を背負うFW池口は2試合連続でフル出場。積極的に交代カードが切られ、多くの選手に出番を与えられたなかでも最後までピッチに立っていた。ゴールこそまだないが、この日は3点目をアシストするなど勝利に貢献した。
チームを率いる夘田(うだ)雄基監督は池口について「あいつはムラがあるので(笑)。点を取る時は取るんですけど、全然な時は全然なので」と話しつつも、疲れ知らずの走りで好守に奮闘した9番を「欠かせない選手。今日はマークがきついなかでも思い切ってプレーしてくれていた」と称えた。
10月の練習試合で右足甲を骨折。今も痛みは残るが、スパイクに衝撃を吸収するパッドを入れ、痛み止めも使いながらプレーしている。それでも池口はピッチに立つ以上は全力を惜しまないと心に決めている。「今大会は組織的な守備で失点が少なくできている。DFのみんなはめっちゃ集中して頑張ってくれているのでそこが大きい。試合に出ている以上、自分はやることはやらないといけない。応援してくれている仲間がスタンドにいっぱいいるので、それを見ていたら走るしかない」。背中を押してくれる仲間のために走り続けた。
中学年代ではほとんど試合に出ることができなかったが「高校で色んな人を見返したいという気持ち」で水口へ進学。FWカリム・ベンゼマやFWセルヒオ・アグエロいった一流選手を参考に身体の使い方を学び、食事管理や体幹トレーニングで身体を作り上げて今がある。キャプテンのMF梅田旬も「池口を信用している。彼ならやってくれる」と絶大な信頼を置くエース。夏のインターハイ王者神村学園と激突する3回戦では待望の初ゴールが期待される。
(石川 遼 / Ryo Ishikawa)




















