激戦ブロックも「縁起がいいんですよ」 監督が最高成績時の再来期待「同じシチュエーション」

尚志は1回戦で高松商に6-0で勝利
第104回全国高校サッカー選手権は12月29日に各地で1回戦の試合が行われ、浦和駒場スタジアムの第2試合で尚志(福島)は高松商(香川)に6-0で勝利した。仲村浩二監督は「ここは染野たちが勝ち上がった会場なので」と、激戦区と言われる埼玉ブロックに入ったことを前向きに捉えていた。
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尚志はここ2大会連続で初戦敗退と苦しんでいたが、この日は前半10分までに3点を奪った。キャプテンのDF西村圭人は「この緊張感を楽しむって監督から言われているので、楽しむっていうのもしっかり思いつつ、すごくいい緊張感でできた」と立ち上がりを振り返る。その後はゆっくりとボールを持つ時間も長くなったが、ラスト10分を切ってから後半33分、34分、35分と3連続ゴールで一気に突き放して勝利した。
それでも仲村監督は、3-0とした後の時間帯について「ちょっと1人の持つ時間が長くなったかなと思いました。3点を取るまではすごく(選手間で前後の)入れ替えが激しくやってたんですけど、そこを『丁寧に、丁寧に』みたいになって、持つ時間が長くなっちゃったのが、改善しなきゃかなと。(相手が)出てくるのが当たり前だったんで、そこを利用して背後を取りたかったなと思ったんですけども、そこをもうちょっと修正したい」と、大勝にも先を見据えて話した。
今年度の尚志は、高円宮杯U-18プリンスリーグ東北を優勝するも、来年度に向けた同プレミアリーグへの参入戦で敗れた。仲村監督は「やっぱりすごく悔しい思いだったんで、落ち込んじゃうかなと思って、僕もいろいろ気を使ったんですけど」としたものの、チームを見た時に「そんな感じじゃなかった」と笑った。
その雰囲気について西村は、「悔しいことも意外とすぐ忘れるというか、切り替えられるのが自分たちのいいところではあると思うので、特に何かしたわけじゃないですけど、そういう性格の子が集まっているので、切り替えて選手権だっていう風に自分たちはなりました」と話し、悔しさを経て1つにまとまって大会に臨んでいる様子を話した。
埼玉会場で準々決勝までを戦うブロックには、前回優勝の前橋育英(群馬)や地元の昌平、帝京長岡(新潟)らの強豪がひしめく。2回戦の対戦相手も、優勝経験のある山梨学院(山梨)に決まった。それでも、仲村監督は「全国大会だから当たり前かなってのもあるし、全部とはやらないんで」と笑う。
そして「そういう風なのは逆に楽しんでやれればなと思って。ここは結構、縁起がいいんですよ。染野たちがずっと勝ち上がった会場なので。3つ目に前橋育英というのも同じようなシチュエーションだし、ここを乗り越えたい」と、FW染野唯月(東京ヴェルディ)が大会得点王を獲得し、過去最高の4強まで勝ち上がった第97回大会と一致したシチュエーションを前向きに捉えていた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















