サッカーOBがブラックカーペットを歩いた

　スポーツチャンネル「DAZN」が12月23日、都内で「DAZN AWARDS 2025 LAUNCH PATRY -TO THE NEXT CHAPTER- presented by ZOZOTOWN」を開催。スポーツ界から多くの名選手、レジェンドが集結したなか、サッカー界からは、かつて日本代表として活躍をした柿谷曜一朗氏、佐藤寿人氏、太田宏介氏、福田正博氏らブラックカーペットを歩いた。囲み取材の中では、福田氏が来年に控える北中米ワールドカップに向けて、森保一監督に「しっかり頑張ってくれ」と伝えたことを明かした。

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　天気にも恵まれ、ブラックカーペットが敷かれた会場には多くのファン・サポーターが足を運び、スマホのカメラを構えた。解説として活躍をした林陵平氏らは、駆けつけたファンにサイン対応。観客からは歓声も上がり、イベント前から盛り上がりを見せた。

　福田氏は、森脇良太氏、鄭大世氏と、お笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之さんと取材に対応。取材冒頭から森脇氏が笑いを誘うなど終始賑やかな雰囲気で取材が進んでいった。

　2025年の年末ということもあり、福田氏は「引退してもう25年くらい経つんだけど、このくらいの年齢になると1年あっという間です。今年もね、やっぱりJリーグをDAZNさんがやっていただいて、お仕事いただいて、充実した解説ができたんで。本当にいい1年だったなと」とこの1年間を回想。そして、来年に控える北中米W杯に向けて「森保監督に1週間前に会いました」とエピソードを明かした。

「森保監督に『しっかり頑張ってくれ』と言いました。一応、僕の二つ下なので。しっかり結果残すようにと。そうすると僕の仕事も増えるんで（笑）。一応、念押ししときました。頑張ってくれると思います。来年もいいシーズン、いい1年になると思います」

　元選手以外にも、サッカーにゆかりのある人物も登場した。DAZNの番組「やべっちスタジアム」に出演するお笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之氏は「ちょっとびっくりしたのがやっぱりブラジル戦ですね。日本代表がもうブラジルに勝つなんて、ちょっと興奮しましたね」と10月に行われたブラジル戦を2025年のハイライトに挙げた。一緒に取材に応じた安田理大氏は「色んな番組でサッカーの魅力を発信できて、すごい良かったなと思います」と選手を引退してから迎えた1年目を充実した表情で振り返り、「ぜひDAZNの皆さん、ワールドカップに僕を連れてってください！ダイエットします！その為ならなんでもやります！」と報道陣を笑わせた。

　また、柿谷氏は「僕自身は今年引退して、皆さんとご一緒にお仕事できて本当に幸せな1年だったなと。一緒に歩けることが本当に良かったです。光栄です。ありがとうございます」と話し、共に取材に応じたお笑いコンビ「ペナルティ」のヒデさん、ワッキーさん、お笑いコンビ「見取り図」の盛山晋太郎さんなど、お笑い芸人とサッカーを通じた仕事を一緒にできたことを感慨深く振り返った。

　DAZNでも来年のW杯に向けて様々な施策が行われ、全104試合の試合中継も行われることが決まった。W杯本番に向けて徐々に熱が帯びている様子を体感できるイベントになった。