冨安健洋は7月から無所属が続いていた

　オランダ1部アヤックスが12月16日、無所属が続いていた日本代表DF冨安健洋がチームに加入することを正式に発表した。オランダでDF板倉滉との日本人コンビが誕生した。背番号は32を背負う。

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　現在27歳の冨安は今年7月にイングランド・プレミアリーグのアーセナルを退団。双方合意で契約解除となり、無所属が続いていた。負傷の影響もあり、日本でリハビリをする姿も自身の公式SNSで公開。復帰に向けて精力的にトレーニングを続けていた。

　そのなかで、今季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）にも参戦しているアヤックスへの加入が決定。2026年6月までの短期契約となる。フットボールディレクターのマリイン・ボイカー氏は冨安について「誰もが熱狂しています」と冨安の加入を歓迎。「労働許可証が確定次第、チーム練習に合流する」とした。

「タケヒロは、いくつかのトップリーグで豊富な経験を持つ優秀なディフェンダーであることを証明してきました。彼は知性的で、両利きのディフェンダーです。スカウト部門とコーチングスタッフと共に、ここ数週間で彼の多くの映像を分析しましたが、誰もが熱狂しています。彼の負傷歴も重要な考慮事項でした。彼は当初から回復に向けて懸命に取り組み、メディカルスタッフが徹底的に彼を評価しました。労働許可証が確定次第、彼はすぐにチーム練習に合流できます」

　来年6月には北中米ワールドカップも控えているだけに、日本代表としてプレーする冨安の姿が見られる日も近づきつつある。まずはオランダでの活躍に注目だ。