冨安の獲得は「賢明だとは思えない」 現地記者が”懸念点”指摘「何かを学べるかもしれないが」

アヤックスへの加入報道のある冨安健洋
オランダ1部の名門アヤックス加入が近づいているとされるDF冨安健洋について、現地では懐疑的な声もあるようだ。地元メディア「VoetbalPrimeur」が報じている。
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冨安については、今年7月にイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルと双方合意で契約解除し、現在は所属チームのない状態になっている。常に負傷の多さと昨季の出場がわずか6分間だった不安定なコンディションが懸念材料とされてきた。
今回の声も、そうしたものがベースになっているようだ。記事では、ジャーナリストのヴァレンティン・ドリーセン氏の批評として「彼は適応してプレーのリズムを取り戻すのに時間が必要でしょう」としたうえで、「もし彼のような日本人選手が加入すれば、バウマンは彼から何かを学べるかもしれないが、賢明な獲得だとは思えない」と、2007年生まれの若手DFアーロン・バウマンへの好影響こそ期待できるとしたものの、全体的には懐疑的だ。
また、「彼がどのように復帰するかは常に様子見で、チーム練習もほとんどしていない。だから、彼の獲得は理解できない。コンディションを整えるのに3か月かかるかもしれない。その間にシーズンが終わってしまうような選手よりも、コンディションが良く、すぐにチームを強化できる選手を獲得する方が良い。それでは意味がない」と、シーズンも中間地点に入ろうとしているタイミングであることも根拠としている。
ベルギー、イタリア、イングランドとこれまでの所属チームで見せてきたポテンシャルと能力はすでに欧州でも確たるものとして評価されているものの、負傷の状態とコンディションについては懸念の声が絶えない。アヤックス加入となれば、まずはその点を払しょくすることが必要になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)






















