無所属続く…冨安健洋がアヤックス加入か「大筋で合意」 現地報道「短期契約が検討されている」

負傷歴考慮し短期契約を選択、同僚に板倉滉も
イングランド・プレミアリーグのアーセナルを退団した日本代表DF冨安健洋が、新天地としてオランダ1部アヤックス加入に近づいている。冨安との短期契約について「大筋で合意に達した」と報じられ、今冬最初の補強選手となる見通しだ。オランダメディア「Voetbal International」が伝えている。
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冨安は2021年にアーセナルがイタリア1部ボローニャから約2000万ユーロ(約31億円)で獲得。最終ラインの全ポジションをこなせる万能性で84試合に出場したが、度重なる負傷もあり、離脱期間も長かった。
昨季は2月に手術を受けて以降ほとんどプレーできず、「数カ月後、円満な話し合いの結果、契約を解除し、彼が日本で静かにリハビリを続けることが決定した」とも報じられていた。現在は回復途中にあり、「完全にフィットするにはチームトレーニングと試合のリズムが必要」とされる。
一方で、アヤックス側はリスクを承知のうえでの獲得に踏み切る構えだ。「冨安選手のこれまでの負傷歴があるため、長期契約を結ぶことにはアヤックスにとってリスクが伴う」とした上で、「まさにこの理由から、短期契約が検討されている」とレポートされた。
アヤックスは以前から冨安の状況を注視していたとされ、「通常であれば獲得が不可能な冨安選手を獲得することは、いずれにせよユニークなチャンスになる」と報じられている。契約内容についても、「シーズン終了時に、両者はさらに評価を行い、例えば契約をさらに1年間延長するかどうかを決定する」として、柔軟な選択肢が盛り込まれているようだ。
なお、契約が正式に結ばれれば、「冨安選手はチームで同郷の板倉滉と合流することになる」と伝えられており、日本代表コンビがアヤックスで再共演を果たす可能性にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















