20歳が5戦ぶり勝利の立役者 ドイツ名門で奮闘…日本で圧巻1G1A「上手く使おうと」

谷川萌々子が1ゴール1アシストの活躍
なでしこジャパン(日本女子代表)は11月29日にカナダ女子代表と国際親善試合を行い3-0で勝利した。先制点を含む1ゴール1アシストの活躍を見せたMF谷川萌々子は「しっかりボールを見てゴールを決めることができて良かった」と振り返った。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
主将のMF長谷川唯がスタメンを外れた中、中盤の攻撃的なポジションに入った谷川は積極的に攻撃へ絡んだ。そして前半43分、波状攻撃を仕掛けた日本は右サイドからDF高橋はながクロスを入れるとFW田中美南がファーサイドから中央に落とし、フリーの谷川が冷静に左足シュートを決めた。ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの女子チームでプレーする20歳が得点感覚を見せた。
後半の立ち上がりに田中が追加点を奪った日本は後半23分、途中出場のMF松窪真心がキープしたところで左サイドを追い越していった谷川にパスが通って完全に崩し、谷川のラストパスをMF藤野あおばが蹴り込んで3-0として快勝を収めた。
試合後の谷川はゴールや攻撃について「(田中)美南さんが良い折り返しをしてくれたので、しっかりボールを見てゴールを決めることができて良かったと思います。ポケットでたくさんボールを受け、サイドには足の速い選手がたくさんいるので上手く使おうと意識しました」と話した。
昨年のパリ五輪ではグループリーグのブラジル戦で約25メートルのロングショットで劇的な決勝ゴールを奪った谷川は、バイエルンでのプレーでも左右両足での多彩なキックを武器に数々の印象的なゴールを決めている。得点力不足も課題に上がるなでしこジャパンにとって、得点力のある貴重な存在としてクローズアップされている。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















