なでしこJが強豪カナダに3-0快勝 5試合ぶり勝利…谷川萌々子が1ゴール1アシストの活躍

長崎の本拠地・ピーススタジアムで開催された
なでしこジャパン(日本女子代表)は11月29日にカナダ女子代表と国際親善試合を行いMF谷川萌々子が先制点を含むで1ゴール1アシストの活躍を見せ3-0の勝利。女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねて来年に開催されるアジアカップへの弾みをつけた。
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今年の活動からデンマーク人のニルス・ニールセン監督が史上初の外国人監督として就任しているチームは2月に国際大会シービリーブズカップで世界ランク1位の米国女子代表を含む相手に3連勝での優勝を果たしたものの、その後は国内組を中心に臨んだ東アジアカップでの1勝のみと苦しい試合結果が続いている。その一因には海外遠征しながらブラジル、スペイン、イタリア、ノルウェーといった強豪との親善試合を組んでいたこともあるが、2025年最後の活動も21年東京五輪で金メダル獲得の強豪カナダとの対戦になった。
前半から主導権を握った日本はMF藤野あおばが左サイドからカットインしてクロスバー直撃の際どいミドルを放つなどゴールに迫る。そして前半43分、波状攻撃を仕掛けた日本は右サイドからDF高橋はながクロスを入れるとFW田中美南がファーサイドから中央に落とし、フリーの谷川が冷静に左足シュートを決めた。ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの女子チームでプレーする20歳が得点感覚を見せ、日本が1点リードで折り返した。
後半も勢いよくゲームに入った日本は立ち上がりの5分、バックパスに猛然とプレスを掛けた田中が相手GKの足下からボールを奪い取ってそのままゴールに蹴り込んだ。後半23分には左サイドを完全に崩して谷川が入れたラストパスを藤野が蹴り込んで3-0とリードを広げて試合を決定づけた。
得点力不足も指摘されていた日本は5試合ぶり、海外組が主要メンバーとなる構成では約9か月ぶりとなる勝利を3点差で飾った。12月2日には国際Aマッチ扱いとなったカナダとのトレーニングマッチを行い、年内の活動を締めくくる。




















