横浜FMが大島秀夫監督との契約を更新 残留導く手腕評価「強い横浜F・マリノスを取り戻します」

クラブが公式発表
横浜F・マリノスは11月28日、大島秀夫監督との契約を更新したと発表した。2月から始まる百年構想リーグ、2026-27シーズンの指揮を執ることが決まった。
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大島監督は、1998年に横浜フリューゲルスで選手キャリアをスタートさせ、横浜FM、アルビレックス新潟などでストライカーとして活躍をした。指導者としては、2017年から2020年まで横浜FMジュニアユースのコーチを務め、2021年からはトップチームのアシスタントコーチやヘッドコーチを歴任。2025年6月から横浜FMの監督に就任していた。
横浜FMは今季、ティーブ・ホーランド監督でシーズンをスタートさせたが4月18日に成績不振で解任。パトリック・キスノーボ監督が後を受けて就任したが、チームを立て直すことはできず6月19日に退任が発表された。後任には大島ヘッドコーチが監督に就任。チームは徐々に立て直していくと、8月23日の第27節FC町田ゼルビア戦(0-0)で4月以来となる降格圏を脱した。そして、今月9日に2試合を残しての残留を決めた。チームを見事残留に導いた手腕が評価される形となった。
大島監督のコメントは以下のとおり。
「来シーズン、監督を務めさせていただくことになりました。今年の苦しい状況をともに戦い抜いた“一体感”を決して忘れず、アグレッシブにゴールを目指し、攻守において選手が躍動する、そのようなファン・サポーターの皆さまに感動をお届けできるサッカーで、“強い横浜F・マリノス”を取り戻します。まずは今シーズン残り2試合、ひとつでも順位を上げられるよう全力で闘います。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします」
代表取締役社長 中山昭宏氏のコメントは以下のとおり。
「このたび、大島秀夫監督と来季の契約を更新する運びとなりましたことをご報告いたします。 大島監督には、今季きわめて難しい状況下で監督を引き受けていただきましたが、J1リーグ残留というタスクを達成していただきました。 チーム統括とともに対話を重ね、大島監督は横浜F・マリノスがこれまで築いてきたフットボールに、残留争いを経験して得た現実的な強さと、現代フットボールのトレンドを融合させながら、現在のチームを適切にまとめ、前進させることのできる最適任者であるという結論に至りました。
さらに大島監督は、横浜F・マリノスの歴史を理解しており、これから先にあるべきフットボールスタイルを共に体現できる指揮官であると期待しております。 来季も引き続き、大島監督のもとで選手が躍動し、全力で闘う姿を通じて、ファン・サポーターの皆さまをはじめ、パートナー・スポンサー、ホームタウンの皆さまに『夢』や『活力』をお届けできるよう、クラブ一同取り組んでまいります」
(FOOTBALL ZONE編集部)





















