冨安健洋に欧州名門への移籍が浮上か チーム関係者が来日…現地報道「急接近している」

アヤックスディレクターの日本訪問が噂を加速、現地記者も言及
オランダ1部アヤックスが、元日本代表DFの冨安健洋に関心を寄せている可能性が浮上している。現地メディア「FCUpdate.nl」は、「アヤックスが元アーセナルDF冨安健洋に急接近している」と報じ、今冬の移籍市場で獲得する可能性があると伝えている。
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現在27歳の冨安は、2018年1月からヨーロッパでプレーを始め、ベルギーのシント=トロイデン、イタリアのボローニャを経て、直近ではイングランド1部アーセナルに所属していた。アーセナルは2021年夏に、最終ラインの全ポジションをこなせるDFとして、彼を獲得するために1800万ユーロ(約30億円)を費やした。
加入以来、冨安はアーセナルで公式戦84試合に出場したが、昨夏に重傷を負った膝の怪我のため、契約が解除された。その後、冨安は母国である日本で回復に取り組んでおり、リハビリを行っている状況だ。
今回の移籍の噂は、オランダのメディア関係者であるヤン・ヴァードンク氏が自身のX(旧ツイッター)で言及したことにより広まった。ヴァードンク氏は、他のユーザーからの「アヤックスが日本人選手を獲得したら、一週間ずっと酒を飲む」という投稿に対し、偶然にもアヤックスが冨安に関心を持っているという噂をすでに耳にしていたとコメントしている。
その上で、「マリイン・ボイカー(フットボールディレクター)が今週日本にいる。冨安は今月初め、長期の負傷離脱を経て再び練習場に立っていると発表した」と、フットボールディレクターの日本訪問と冨安の復帰時期が重なる点に触れ、噂を加速させた。
アヤックスは2024年3月から日本のガンバ大阪とパートナーシップ協定を結んでおり、ボイカー氏が来日した最も論理的な理由は、この提携にあると見られる。実際、昨年にはこの提携の一環として、ガンバ大阪の若手2選手がアムステルダムでトレーニングに参加している。
仮に冨安がアヤックスに加入することになれば、セントラルディフェンダーとして昨夏ボルシア・メンヒェングラートバッハから移籍し、ここまでアヤックスで10試合に出場している28歳の板倉滉と、チームで再会することになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















