1→100試合目“両ピッチ”は3人だけ 森保監督“愛弟子トリオ”が送ったサプライズ

遠藤航、南野拓実、堂安律は7年間で60試合以上に出場
日本代表を率いる森保一監督の節目に“1試合目”の愛弟子たちが花を添えた。11月18日、国立競技場で行われた国際親善試合ボリビア戦(3-0)で指揮官は、史上初めて国際Aマッチ100試合目を達成。7年前の1試合目に出場し、100試合目も出場した“愛弟子トリオ”MF遠藤航、MF南野拓実、MF堂安律は強い思いを持って、一戦に臨んでいた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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「100試合おめでとうございます!」
試合後のピッチに響いた遠藤主将の声。合図に飛び出した選手たちが水を持って、森保監督に祝福のシャワーを浴びせた。花束を持った遠藤、「100」の背番号が入ったユニフォームを南野がサプライズプレゼント。中央に集まった選手全員と指揮官は笑顔で写真に収まった。
節目の一戦。試合は前半4分、久保建英が右サイドを突破すると、利き足とは逆の右足でクロスを供給。ペナルティーエリア内で構えていたMF鎌田大地が左足シュートで先制点を決めた。後半に入って途中出場組が躍動し、2点を追加。年内ラストを勝利で締め括った。
あれから7年が経った。森保ジャパン立ち上げ、初戦は2018年9月11日コスタリカ戦(3-0)。この一戦に出場していたのは今回の招集メンバーで遠藤、南野、堂安のみ。しかもこの3人は先発で、1試合目から100試合目まで指揮官と共に7年間歩んできた。
「本当にオリンピックの時から森保さんに育ててもらっていますし(森保監督からの)信頼も感じますし、だからこそ、やらなくちゃいけないというハードルは上がっています。特に年下の選手が多く入ってきている中では、責任感を感じながら、多分僕だけじゃなくて、拓実くん、航くん、(板倉)滉くんとかも恐らくそういう責任感を持っていると思うので監督のために勝ちたいと思いは間違いなく全選手が持っていた。そこは強い思いで今日もピッチに立ちました」(堂安)
試合前の円陣、遠藤は森保監督の100試合について語った。だからこそ、選手の思いが1つに。「ゴールが決まった時に監督のところに行こう」。2点目、FW町野修斗が得点した時に指揮官の元へ。肩を組んで喜び合った。
「みんなが試合前から言っていて。前半自陣だったので(1点目は)行きづらいところがあって、2点目でいきました」(遠藤)
100試合のうち、南野が最多の71試合出場、堂安が61試合、遠藤は60試合ピッチを踏んだ。1試合目から酸いも甘いも知り、歴史を積み上げてきたトリオ。森保監督との特別な時間は次なる舞台へ。W杯で必ず男にするーー。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)




















