監督も称賛「目がキラキラ」 誕生日男が苦笑いも…決勝進出の立役者「気合い入りました」

25歳の誕生日を迎えた林幸多郎が決勝ゴールを決めた
25歳の誕生日を迎えたバースデー男が試合を決めた。11月16日、誕生日を迎えたFC町田ゼルビアのMF林幸多郎は、この日に行われた天皇杯準決勝のFC東京戦に先発出場すると、延長前半13分に決勝点を決めて2-0の勝利に大きく貢献した。
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この場面、最終ラインのDF昌子源が出したロングボールを途中出場していたFWオ・セフンがDF森重真人に競り勝ち、そのこぼれ球をDFアレクサンダー・ショルツと競り合いながらもループシュートでゴールに決めた。林は「転がってくるなと(感じた)。何回もチャンスがあったので、(オ・)セフンがうまく後ろに逸らしてくれたので、迷わず飛び込めました。ショルツ選手がスピードを緩めたので『ボールに触れそうだな』という感じで足を出しました。(シュートコースは)とりあえず、触ろうという感じでした」と、自身初のバースデーゴールを振り返った。
1週間前に行われたリーグ戦のFC東京戦(0-1)では出番なし。その前の浦和レッズ戦(0-0)もベンチを暖めた。この試合に抜擢された林は「試合に出られないことは続いていましたが、やることはそんなに変わらない。試合に出た時に自分のパフォーマンスを出すとか、チームのために頑張るっていうのは、ぶれないところなので。そこは変わらずにやれて、今回も試合に出るからには結果を出そうと思って、点を取れて良かったです」と、笑顔を見せた。
試合後の記者会見では黒田剛監督も「誕生日だから結果を出してやろうと目がキラキラしていた。素晴らしい結果を、絵に描いたような結果を生み出してくれた」と林を称えたが、このコメントを聞くと「それ(目がキラキラしていたか)は分からないです」と苦笑いし、「でも、気合いは入りました。誕生日に点を取れるなんて、もうないと思いますし、すごく良い日になったと思います」と、忘れられない25歳のスタートになったと喜んだ。




















