CLで差を痛感も「いい経験できてる」 鈴木淳之介が感じる見られ方の変化「怒られなくなりました」

鈴木淳之介が上を目指し続ける姿勢を見せた
日本代表は11月12日、14日に豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ・ガーナ戦に向けて、千葉県内でトレーニングを行なった。トレーニング後に取材に応じたDF鈴木淳之介(コペンハーゲン)は「前に行ってもそこまで怒られなくなりました」と、所属するコペンハーゲンのチームメートからの見られ方について話した。
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この日は秋晴れのピッチで冒頭15分間、トレーニングが公開された。10月14日のブラジル代表戦で好プレーを見せ、インパクトを残した22歳の新鋭は「あの試合、勝てたから良かったですけど、それをしっかり継続してこの11月シリーズに取り組まないと意味がない」とキッパリ。10月シリーズ後には、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムント、イングランド・プレミアリーグのトッテナムといった強豪チームと対戦したなかで、「自分の中で基準ができた」という。
「自分の中で基準ができたので。通用するところ・しないところはありましたけど、連戦の中でいい時も悪い時も含めていい経験ができていると思います」
それでも、自分自身のプレーに満足することはない。「スピードが違ったんで、とにかくフィジカル的なところだったり、そういうところはやっぱり、上には上がいると思ったので、急に変わるところではないですけど、早く追いつきたいなとは思いました」と、欧州での日々を過ごすなかで視座も上がってきた。
CLのドルトムント戦ではアシストを記録し、リーグ戦でもゴールを記録。ディフェンス面だけでなく、攻撃でも違いを生み出すプレーができたことでチームメートからの見られ方も変わってきた。「前に行ってもあまり怒られなくなりました」と記者陣の笑いを誘いつつ、「そういうところで自分の特徴を理解してもらえてると思います。徐々に馴染めてきてると思います」とクラブでの充実感を話した。
そして今回の11月シリーズが年内最後の活動となり、北中米ワールドカップ(W杯)も近づいている。今後の代表でのプレーについて「まだ1試合いいプレーをしただけです。いいきっかけにはなったと思うので、残り4試合もしっかり継続してやっていきたいです」と強い言葉で14日のガーナ戦に挑んでいく。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)




















