ブラジル名門が降格危機 ネイマール復帰も…可能性を現地報道「59.4%に上昇した」

名門サントスがフラメンゴに2-3で敗戦し降格圏脱出ならず
ブラジル1部の名門サントスFCが、深刻な降格の危機に瀕している。所属するFWネイマールが負傷からスタメンに復帰したにもかかわらず、現地時間11月10日に行われたリーグ32節でフラメンゴ相手に2-3で敗戦し、降格圏内に留まった。「CNN Brasil」では、サントスが来季セリエBへ降格する確率が「59.4%に上昇した」と報じ、現実味を帯びている。
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2025年のブラジル全国選手権は終盤戦を迎え、熾烈な残留争いが続いている。サントスは第33節でフラメンゴと対戦。ネイマールが先発出場しチームを牽引したが、2-3で競り負けた。
「CNN Brasil」は「サントス、ブラジル選手権降格の危機に直面」と見出しを打ち、「降格圏内に留まり、セリエB復帰のリスクが59.4%に上昇したのを見た」と、名門の苦境を厳しく指摘している。
ミナスジェライス連邦大学数学科が更新した最新の降格確率データが、状況の深刻さを裏付けている。サントスは、フォルタレザ(92.6%)、ジュベントゥージ(76.8%)に次ぐ高い降格確率が示された。サントスを含むこれらのチームが「危機的な状況にあり、降格リスクのあるグループを構成している」と伝えられている。
すでにセリエBへの降格が決定したスポルチを除き残り降格は3枠残っている。また、サントス以外も厳しい状況が続く。ヴィトーリア(51.9%)はボタフォゴとのホームゲームで引き分け、危険な順位から抜け出せていない。また、フォルタレザはグレミオ相手に貴重な勝ち点を取りこぼした。そのグレミオも、まだ1.7%ながら降格の可能性が残されている。
かつての名門インテルナシオナルも安泰ではない。バイーアとのホームゲームを引き分けで終え、降格確率は16.9%と依然として脅威にさらされている。リーグ最終盤まで、予断を許さない状況が続いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















