韓国もU-17W杯で快進撃 アフリカ強豪撃破でGL無敗突破…6年ぶり快挙に母国歓喜「制圧した」

采配的中で勝ち越し…VARでPK獲得、前回大会3戦全敗の雪辱果たす
U-17韓国代表が、2025年U-17ワールドカップ(W杯)で快進撃を見せている。現地時間11月10日にカタール・ドーハで行われたグループリーグF組第3戦でコートジボワールと対戦し、3-1で快勝した。この結果、韓国は2勝1分とし、無敗でグループリーグ突破を決めている。韓国メディア「ISplus」は「韓国がコートジボワールを制圧した」と伝えている。
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韓国は今大会、初戦でメキシコを2-1で下すと、第2戦ではスイスと0-0で引き分け。最終戦でコートジボワールを破り、通算成績を2勝1分(勝ち点7、5得点2失点)とした。同組のスイスも2勝1分で勝ち点7だったが、得失点差でスイスが1位、韓国が2位での通過となった。今大会は12組の上位2チームと、3位のうち成績上位8チームが32強トーナメントに進出する。
韓国にとって、U-17W杯でのグループリーグ突破は24チーム制で開かれた2019年ブラジル大会以来6年ぶりだという。2023年にインドネシアで開催された前回大会では3戦全敗でグループリーグ敗退に終わっていただけに、今大会での躍進が際立っている。また決勝トーナメント1回戦の対戦相手は、全グループの順位が確定した後に決定する。
コートジボワール戦で韓国は苦戦を強いられる場面もあったが、前半26分に試合を動かす。イム・イェチャンからのパスを受けたキム・ジソンが、鮮やかな右足のミドルシュートで先制点を奪取した。しかし、前半35分にアラサン・トゥレに同点ゴールを決められ、1-1のまま前半を折り返した。
ペク・ギテ監督がハーフタイムに動き、オ・ハラムに代えてチョン・ヒョヌンを投入すると、この采配が的中する。後半開始わずか3分、キム・ドヨンとのパス交換から抜け出したチョン・ヒョヌンがペナルティーエリア中央で右足シュートを決め、勝ち越しに成功した。
勢いに乗った韓国は後半36分、ペナルティーエリア内でキム・ウンソンがクアディオ・コフィに倒される。ペク・ギテ監督がチャレンジ制度を使用しビデオ・アシスタント・レフェリーを要請。これが認められてPKを獲得。このPKをキッカーのイ・ヨンヒョンが冷静に決め、試合を決定づける3点目を奪った。
「ISplus」は「韓国がコートジボワールまで破った。32強進出」と見出しを打ち、「この日、コートジボワールを相手に苦戦したが、最終的に制圧した」と報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















