19歳でA代表「あんまり今回連絡来なかった」 同世代を牽引…W杯サバイバル生き残りへ「しがみついて」

佐藤龍之介はガーナ戦でゴールすれば史上最年少記録を更新する
日本代表MF佐藤龍之介が11月10日、北中米ワールドカップ(W杯)生き残りを懸けて決意を新たにした。千葉県内で行われたキリンチャレンジカップ2025ガーナ戦(14日/豊田)に向けた練習初日に参加。6月、7月のE-1選手権に続いて3度目の招集で、史上最年少ゴールを狙える19歳は「仕掛けの姿勢」を貫く。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
気温が下がったピッチで、最年少19歳は一番にピッチに現れた。この日はMF久保建英、MF中村敬斗、DF菅原由勢の海外組、国内組の佐藤とDF安藤智哉を加えた5人がボールを使用した練習に臨んだ。今回3度目のA代表招集となる佐藤にとって、来年のW杯出場に向けてアピールの場となる。
「(初招集の)6月に比べたらドリブルの回数や仕掛けの姿勢が一番大きく変わったと思う。Jリーグでもそこに対しての手応えは感じているので、今回出場したら出していきたい」
9〜10月にはチリで行われたU-20W杯メンバーのエースとして3試合に先発出場。年代別代表では「やれるという手応えはあった」というが、「本当によかったらA代表に招集されていた。まだフルメンバーではまだ入って行けていないので、U-20W杯が終わったタイミングは狙っていた」と、チャンスを掴んだ。
19歳29日で迎えるガーナ戦でゴールを決めれば金田喜稔氏が持つ史上最年少ゴール(19歳119日)を大きく更新する。「得点のところが自分の特徴」と、今回の日本代表では結果にこだわる。同じ時期にはロス五輪出場を目指す同世代がU-22日本代表として活動中。佐藤がA代表で飛躍すれば同世代の刺激となり、日本サッカー界の底上げにもなる。それだけに「あんまり今回連絡来なかった(笑)」と冗談混じりに笑いながら「それはサッカー選手だから。(同世代は)みんな良い関係だし、僕も今回入りましたけど、次が保証されているわけではない。しがみついていきたい」と引き締める。
今回は1学年上のFW後藤啓介も初代表入り。森保ジャパンの新たな力として大きな期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)




















