U-17日本に敗戦「ポルトガルにとって失望」 GKの課題指摘…2位通過に母国嘆き「期待外れ」

U-17ポルトガルは日本に1-2で敗れた
U-17ポルトガル代表は、現地時間11月9日に行われたU-17ワールドカップのグループステージ第3戦でU-17日本代表と対戦し、1-2で敗れた。この結果、ポルトガルはB組の首位から陥落した。母国メディア「A BOLA」は「ポルトガルにとって失望」と、開幕2連勝からの失速を報じている。
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試合は日本が良い入りを見せたものの、ビーノ・マサンエス監督率いるポルトガルがすぐにボールポゼッションで試合のコントロールを取り戻した。しかし、チャンスを作るものの「決定機は期待外れ」に終わった。むしろ良いチャンスを作ったのは日本であり、2度の決定機の後、ついに先制点を奪った。
失点はGKロマーリオ・クーニャの足元の技術に課題があった。「GKの不十分なパス」が起点となり、「アサダとワダの見事なコンビネーション」が生まれ、和田がDFをかわして前半35分にスコアを動かした。クーニャは「手でのセーブは良かったが、足元は良くなかった」と指摘されている。
失点直後、ポルトガルはミデのゴールで即座に反撃したかに見えたが、チームメイト2人のポジションがオフサイドと判定され、得点は取り消された。さらに同45分にMF瀬口大翔が左足ミドルを沈め、日本がリードを2点にして折り返した。
首位通過が危うくなったポルトガルは、ハーフタイムに2枚替えを敢行。投入されたベルナルド・リマは54分にヘディングシュートを放つが、これはGKにセーブされクロスバーを直撃した。その直前には、10番のマテウス・ミデが負傷交代するアクシデントも発生した。
ポルトガルが攻めあぐねる状況が続いたが、後半27分に試合が動く。日本のMF長南開史がステヴァン・マヌエルに対し「非常に危険なタックル」を見舞った。ポルトガル側がチャレンジを要求し、審判団はこれを「攻撃的行為」とみなしレッドカードが提示された。
数的優位に立ったポルトガルは再び試合を支配しゴールに迫った。アニシオがヘディングシュートを放つも、ボールはゴールライン上でクリアされた。しかし、そのこぼれ球にジーガが詰めて1-2に詰め寄った。
ポルトガルは試合終了まで同点ゴールを目指して猛攻を仕掛けたが、2-2には届かなかった。この結果、ポルトガルは日本に勝ち点1差及ばず、グループ2位で通過することになった。同組のモロッコはニューカレドニアに16-0で大勝し、3位での予選通過の可能性を残している。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















