鈴木優磨から「頑張ってこいよ」 日本の190cm逸材…ポルトガル怪物にも「通用する」

U-17日本代表の元砂晏翔仁ウデンバ「通用するというのはもう分かったので」
U-17日本代表は11月7日、FIFA U-17ワールドカップが開催されているカタールのドーハでトレーニングを行った。決勝トーナメント進出をかけた9日のポルトガル戦へ意気込みを語ったのは、DF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島アントラーズユース)。FW鈴木優磨から、「頑張ってこいよ」と送り出されたと明かした。
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初戦のモロッコ戦に右センターバックでフル出場し、クリーンシートに貢献した元砂。190センチの高さを生かし、右コーナーキックからのヘディングでゴールも揺らした。しかし、ノーゴールという判定に「ファールではないと思うんですけど、通用するなと思ったので次も狙いたいなと思います」と語った。
次戦のポルトガルは9月のフランス遠征でも対戦し、1-0で勝利した相手。それでも、「相手も後半メンバー変えてきて、めっちゃ押し込まれる状況が多かった」と振り返る。「難しい試合になると思うんですけど、ポルトガルに勝つことで自信になると思うので頑張りたいと思います」と勝利での突破を誓った。
ニューカレドニアに6-1、モロッコに6-0で勝利したポルトガル。3得点を記録しているFWアニシオ・カブラル(ベンフィカ)には前回対戦でも苦戦したと言い、「背負ってくるので、そこで入れ替わったりしないように。相手を前向かせて取ったりとか、そういうプレーをしていきたいなと思います」と話した。
鹿島ではトップチームの練習に参加しており、鈴木、MF三竿健斗ら先輩の選手から「頑張ってこいよ」と送り出された。特に鈴木はユースの試合も見てくれていて、「アントニー、きょうは何々だったね」とアドバイスまでくれると明かす。一見、怖いイメージもあるが「めっちゃ優しいです」と笑顔を見せた。
今回のメンバーは、アメリカで生まれ育ったGK村松秀司(ロサンゼルスFC)を除いて国内組という構成。欧州の強豪相手にも、「これまで何回も海外遠征に行ってきて、通用するというのはもう分かったので、それを明日証明したいなと思います」と元砂。勝って1位で決勝トーナメントに進出したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)




















