飛び級16歳にロドリゲス監督「点取って」 恥ずかしがり屋も…先輩に「すぐ溶け込めた」

U-17日本代表・長南開史【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
U-17日本代表・長南開史【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

U-17日本代表の長南開史「恥ずかしがり屋なところもあるけど、みんな優しい」

 U-17日本代表は11月7日、FIFA U-17ワールドカップが開催されているカタールのドーハでトレーニングを行った。高校1年生ながら飛び級で廣山ジャパンに選出されているMF長南開史(柏レイソル)は、今年4月にクラブ史上最年少でプロ契約。柏のリカルド・ロドリゲス監督からエールをもらったと明かした。

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 モロッコ戦に先発出場し、ニューカレドニア戦ではベンチとなった長南。0-0の引き分けに終わった試合を振り返り、「ベンチから見ていて、自分が出てたいらというのはいつも想像しながら見ていました。自分が出ていたら、ドリブル侵入してシュートとかクロスとか上げたいなと思っていました」と話した。

 飲水タイムなどで、「外から見ているとより分かることとかもあるので、クロスの上げ方とかどこが空いているとか、みんなで話し合っていました」と積極的に意見交換。周りは先輩ばかりのなか、「恥ずかしがり屋なところもあるけど、みんな優しいので。すぐ溶け込めたなという感じです」と物怖じしない。

 類まれな攻撃センスを発揮するが、自身の強みを聞かれると、意外にも「守備対応」と答える。「強みではなかったのですが、フランス遠征くらいから海外相手にも通用するなというのを感じて。モロッコの左ウイングにも得点につながる仕事をさせなかったので、強みだなと思っています」と手応えを掴んだ。

 柏のトップチームでは、「刺激ばかりですし、マジで目で追えないくらいのスピード感で、最初は付いていけない感じでした」。それでも、「どんどん吸収して学んでいくうちに、できるなという感覚も少しずつですけど出てきた。あとはもっと自分を出してアピールしていきたいと思っています」と頼もしい。

 リカルド・ロドリゲス監督からは、「点取ってこい、アシストしてこい」とエールをもらったという長南。トップデビューだけでなく、飛び級での2028年ロサンゼルス五輪のメンバー入りも虎視眈々と狙っている。「まずはワールドカップで頑張りたいなと思っています」と次のポルトガル戦での活躍を誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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