英名門DFが9度目の交通違反 免停中に路肩暴走…関係団体が非難「責任ある行動を取るべき」

チェルシーのウェズレイ・フォファナ【写真:ロイター】
チェルシーのウェズレイ・フォファナ【写真:ロイター】

チェルシーDFウェズレイ・フォファナが危険運転

 イングランド1部チェルシーに所属するフランス代表DFウェズレイ・フォファナが、危険運転の罪で300時間の社会奉仕活動を命じられた。英メディア「Football London」が報じている。

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 フィジカル能力が高く優れた危機察知能力でピンチの芽を摘むフォファナだが、ピッチ外では暴走してしまったようだ。今年4月、フォファナは練習場であるコブハムの近くで路肩を猛スピードで走行して他の車両を追い抜いていく姿が確認され、先週、裁判所に出廷して罪を認めた。

 フォファナはこれまで8度のスピード違反を犯しており、2025年5月から27年5月13日まで運転免許停止処分を受けていた。今回の暴走はこの処分期間内のものであり、改めて18か月の免許停止と85ポンド(約17000円)の訴訟費用と114ポンド(約23000円)の被害者保証金の支払いも命じられた。

 さらに禁固刑を免除する代わりに300時間の無給奉仕活動を命じた。この判決を下したジュリー・クーパー判事は、「免許停止期間終了後も、運転するためには運転免許試験の合格が必要。免許停止中に運転すればほぼ確実に収監され、キャリアは終わる」と厳しく警告したという。

 交通安全団体「Brake」もこの件について、「影響力のある人物は責任ある行動を取るべき」とコメント。同団体のルカ・ストレイカー氏は「車は人を殺傷する力を持つ機械であり、スピード制限を軽視する行為は遺憾です」と述べたという。

 この件についてクラブもフォファナと面談を実施し、22年にレスター・シティから加入したDFに対して注意したようだ。

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