フットサルのアジア杯組み合わせ決定 日本は強豪ウズベキスタンと同組…2大会ぶりの優勝目指す

フットサル日本代表【写真:河合拓】
フットサル日本代表【写真:河合拓】

ウズベキスタン、タジキスタン、オーストラリアと同組

 アジアサッカー連盟(AFC)は11月5日に来年1月27日から2月7日にかけてインドネシアで開催されるAFCフットサルアジアカップ2026の組み合わせ抽選会を行った。2大会ぶりの優勝を目指す日本(FIFAランク13位)は、ウズベキスタン(19位)、タジキスタン(46位)、オーストラリア(53位)と同グループになった。

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 ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ前回大会、当時、木暮賢一郎監督が率いていたフットサル日本代表は史上初のグループステージ敗退となり、ウズベキスタンで開催されたFIFAフットサル・ワールドカップ(W杯)2024の出場も逃した。

 現在、フットサル日本代表を率いる高橋健介監督は、前回大会ではコーチを務めていた。かつてインドネシア代表の監督も務めた高橋監督にとっては、思い出深い地のでの大会となる。また、日本代表にとって今大会は2大会ぶりのタイトルを目指す大会であるとともに、2028年に再びフットサルW杯予選を兼ねることになるフットサル・アジア杯に向けて、ポット1を維持するためにも結果が重要となる大会だ。

 日本と同じグループに入ったウズベキスタン(19位)は、イラン(5位)、タイ(11位)、日本に続き、FIFAランクでアジア4位の国であり、ホスト国のインドネシア(23位)がポット1に入っていなければ、ポット1に入っていた強豪だ。2016年からフットサルW杯にも3大会連続で出場しており、2026年大会はフットサルW杯の開催国だったことから代表チームの強化も積極的に行ってきた。

 タジキスタンは今年9月のアジア杯予選でも日本と同グループだった。この時はFKから先制点を許したものの3点を取って逆転勝利を収めている。ただし、前回大会ではグループステージ第3節で対戦して1-1で引き分け、この結果によって日本の大会敗退が決定した。日本に引き分けた後、タジキスタンは3位決定戦でウズベキスタンと対戦し1-3で敗れたが、フットサルW杯にも出場した。前回大会ではポット2に入っていた近年力を付けてきた強豪であり、アジア杯予選のリベンジに燃えてくることからも警戒が必要だろう。

 過去にオーストラリアサッカー協会のコスト削減の対象となったことで、国際大会に出場できなかったオーストラリアも、今回のアジア杯予選ではグループAを首位通過しており力を取り戻して来ている。日本はオーストラリアと初戦で対戦することになるが、前回大会ではポット4だったキルギスに2-3で敗れており油断は禁物だ。

 前回大会で大きな屈辱を味わったフットサル日本代表は10月にFIFAランク1位で前回W杯王者のブラジルを日本に招き、2連戦を行った。初戦は0-4と完敗を喫したが、2戦目は2-3と1点差のゲームを見せてポテンシャルの高さは示した。今回のアジア杯ではグループステージ突破はもちろん、5度目の優勝を果たすことで、アジアでの復権を成し遂げたいところだ。

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