リバプール18歳が「失意の底に沈む」 16分間で2度の退場…珍記録に英注目「あまりにも既視感」

18歳のDFアマラ・ナロが2度目の一発退場となった
黒星が続くイングランド1部リバプールで、若きDFが受難の時を過ごしている。アカデミー出身の18歳DFアマラ・ナロは現地時間10月29日のカラバオカップ(リーグカップ)4回戦のクリスタル・パレス戦でトップチームデビューから2試合連続レッドカードという珍記録を残した。
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ナロは今年1月、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のPSV戦(2−3)に途中出場してトップチームデビューを飾ったが、ピッチに立ってわずか4分後に悲劇が待っていた。最終ラインの裏に抜け出した相手FWを背後から蹴り倒してしまい、一発退場となった。
そんな苦い記憶から9か月。ナロはクリスタル・パレスとの一戦に後半22分から途中出場してトップチームで出場機会を再び手にした。しかし、そこから12分後、またしても自身の背後に抜け出した相手選手を背後から倒すファウルでレッドカードを受けてしまう。トップチームでの出場2試合、わずか16分のプレー時間で2度の退場という不名誉な記録が残った。
試合も0−3で敗戦。英紙「ザ・サン」では「ナロは痛恨の退場で失意の底に沈んでいる。あまりにも既視感のある出来事だった」と注目し、「投入からわずか12分で退場となったナロ以上に苦しんでいる選手はいないだろう」と18歳の苦悩を伝えた。
アルネ・スロット監督によると試合後には、この日メンバー外だったDFフィルジル・ファン・ダイク、DFイブラヒム・コナテがロッカールームを訪れ、ナロに声をかけたという。リバプールの未来を担う18歳の奮起が期待される。
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