なでしこが欧州伝統国に完敗 “結果重視”も直近9試合1勝…敵将は歓喜「誇りに思う」

なでしこはノルウェー代表に0-2で敗戦
なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間10月28日にスペインでノルウェー女子代表と国際親善試合を行い0-2の敗戦。10月の欧州遠征は1分1敗で終えた。
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10月24日にイタリア女子代表とアウェーで対戦し1-1で引き分けた日本は、スペインに移動して北欧の女子サッカー伝統国と対戦した。ニルス・ニールセン監督はメンバー発表会見の際に、より結果を求める第2フェーズに入っているとして、選手起用も「招集したすべての選手にチャンスを与える形にならないかもしれない」と話していた。
その通りに9人がイタリア戦からスタメン継続になった日本だが、前半28分にカウンターを受けるとMFシグネ・ゴープセットにペナルティーエリア内で技術を見せられ右足シュート決められ先制を許す。さらに後半7分にもゴープセットに強烈ミドルを決められ0-2となった。日本もいくつかのゴールチャンスはあったものの決定力を欠き、欧州遠征2試合は未勝利に終わった。
ノルウェーメディア「Norges Fotballforbund」では、ジェマ・グレンジャー監督による「今日の試合は我々にとって厳しい試練だった。選手たちが団結した姿と、私たちの守備の組織力を見ることができて誇りに思う。フィジカル面で試合を支配し、私たちにとって正しい方向への一歩だった」として、「日本と対戦することは私たちにとって理想的であり、合宿期間を通じてピッチ上で良い練習ができた」とのコメントを報じた。
なでしこジャパン史上初の外国人監督として今年の活動から指揮を執っているニールセン監督は、2月から行われた国際大会シービリーブス・カップで世界ランク1位の米国を破るなど3連勝で優勝を飾るスタートを切ったが、その後はブラジルやスペインら強豪との国際親善試合が続いているものの、ほぼ国内組で臨んだ東アジア選手権での1勝2分を含み1勝4分4敗と苦しい成績が残っている。





















