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ベンゲル監督の去就、27日FA杯決勝後の取締役会で決定へ 「議題の一つは監督」と自ら明かす
リーグ最終節エバートン戦、FA杯決勝チェルシー戦で勝利が至上命題
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、5月27日に行われるチェルシーとのFAカップ決勝後の取締役会で自身の去就が決まると明らかにした。英公共放送「BBC」が報じている。
1996年に名古屋グランパスエイト(当時)の監督退任後、アーセナルで21年間続いた長期政権がついに幕引きとなる可能性が浮上している。今季のプレミアリーグは1試合を残すなか、チームは現在5位。3位マンチェスター・シティ、4位リバプールの結果次第だが、就任後初めて来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃す可能性が高まっている。
「取締役会では様々な議題について話題になるだろう。その一つは監督がどうなるか、だ。もちろん、私は出席することになる。現時点で我々はこの短期間について集中しなければいけない。日曜日、そしてカップ戦の決勝でどうなるか、だ」
ベンゲル監督はこう語った。21日のエバートンとの今季リーグ最終戦、そして王者チェルシーとのカップ戦で勝利が至上命題となる。
「我々には為すべき仕事がある。我々はプロフェッショナルであり、勝利を切望している。現在好調なので日曜日も勝ちたい。その後に何が起こるのか、それは重要性が低い。私はクラブに奉仕している。最良の方策は次の試合に勝つことなんだ」
サポーターから「ベンゲル・アウト」という執拗な退任メッセージを受けているベンゲル監督はそう力説するが、ついに長期政権崩壊の瞬間を迎えるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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