急逝した相手選手へ「真のリスペクト」 試合前の粋な計らいに海外喝采「このクラブを愛し続けたい」

急逝したジョタへフランクフルトの粋な演出が話題に
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台で示された「リスペクト」が話題となっている。イングランド1部リバプールは10月23日、ドイツ1部フランクフルトとのCL1次リーグ第3戦で対戦し、5-1の勝利を収めた。リバプールにとっては公式戦5試合ぶりの勝利となったが、イングランドの名門をホームに迎えたドイツのクラブの粋な演出に感動の声が寄せられている。
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公式戦4連敗でアルネ・スロット監督の去就も話題になり始めていたリバプールだが、このゲームでは昨季のプレミア王者が意地を見せ5ゴールを挙げて快勝した。守備でもクローザーである日本代表MF遠藤航をベンチに座らせたまま、1失点に抑えて勝ち点3を上積みしている。
注目されているのは、この試合のキックオフ前のこと。フランクフルトはリバプールのメンバー発表の際、控えメンバーに遠藤ら10選手の名前を背番号とともに白い文字で示したが、その下に「20 DIOGO JOTA」という水色の文字が加えられていた。
ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタは、今年7月に交通事故によって28歳の若さで亡くなっていた。その後、クラブはジョタのつけていた20番を永久欠番にすると発表していたが、リバプールを迎えたフランクフルトが追悼の意とリスペクトを示し、メンバーにその名前を入れたのだろう。

この様子をXにアップした「433」は「フランクフルトが試合前、リバプールの控えにディオゴ・ジョタを加えた。粋な演出。リスペクト」とフランクフルトを称賛。ファンからも「尊敬を返すよ。この行動で私は彼らのファンになった」「20番、永遠に」「このクラブを愛し続けたい」「ジョタを入れてくれて感謝したい」「すごく意味のあること」「これぞサッカー」「真のスポーツマンシップ」「彼がいないことをまだ受け入れられない」といった声が寄せられている。




















