王者リバプールがリーグ4連敗「厳しい現実確認」 現地酷評…CL快勝も「偽りの夜明けだった」

リーグ戦4連敗のリバプール【写真:ロイター】
リーグ戦4連敗のリバプール【写真:ロイター】

ブレントフォードに1-3で敗れ、リーグ戦4連敗

 イングランド・プレミアリーグ王者のリバプールは現地時間10月25日、リーグ戦第9節でブレントフォードと対戦し、1-3で敗れた。まさかのリーグ4連敗と苦しむなか、リバプールは今季の弱点を再び露呈する形となった。

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 リバプールは序盤から不安定な守備を突かれる。前半5分、マイケル・カヨーデのロングスローからダンゴ・ウアタラに先制点を許した。さらに前半終了間際、ケヴィン・シャーデに追加点を奪われる苦しい展開となった。前半アディショナルタイムにDFミロシュ・ケルケスが1点を返したが、後半15分にはVAR介入によりPKを献上。これをイゴール・チアゴに決められ、点差は再び2点に広がった。リバプールは終盤にFWモハメド・サラーのゴールで1点を返したが、反撃もここまでだった。

 英公共放送局「BBC」は、リバプールが水曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグでフランクフルトに大勝したことを引き合いに出し、「それは偽りの夜明けだったことが証明された。今季アルネ・スロットのチームを悩ませてきた弱点が再び露呈した」と厳しい論調で報じた。さらに「この試合は、開始のホイッスルから彼らをズタズタにしたブレントフォードによる厳しい現実確認だった」と完敗を指摘した。

 同メディアは個々の選手にも言及。1ゴールを挙げたDFケルケスについては「守備でまたも悪夢のような夜を過ごした」と酷評。主将のDFフィルジル・ファン・ダイクも「ホームチームのプレーのスピードと創意工夫によって、他の選手たちと同じように動揺させられていた」と守備の混乱を伝えた。攻撃陣も同様で、「サラーの終盤のゴールは、またしても低調なパフォーマンスを隠すものだった」とし、MFフロリアン・ヴィルツは「非常に非効率的」だったと断じた。記事は「このパフォーマンスについて推奨できる良い点は何もなかった」と突き放し、リーグ戦4連敗となった王者を厳しく評価した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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