山本昌邦NDが技術委員長を兼任 児童ポルノ閲覧で影山氏と契約解除…直接やりとりは「ありません」

影山氏は7日に解任された
日本サッカー協会(JFA)は10月20日、東京都内で7日に技術委員長を解任された影山雅永氏の後任として、山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)が兼任する形で務めると発表した。影山氏はチリで行われていたU-20ワールドカップ(W杯)視察へ向かう途中の航空機内で児童ポルノを閲覧し、フランスで有罪判決を受けていた。
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森保一監督率いる日本代表が10月のキリンチャレンジカップ2試合に向けて活動中だった7日に衝撃が走った。技術委員長を務めていた影山氏がパリ行きの航空機内で児童ポルノの輸入・所持したとして、執行猶予付き懲役18か月の有罪、罰金5000ユーロ(約88万円)の判決が下されたと現地で報道された。JFAは5日に現地での勾留を把握し、7日の緊急理事会で解任を決議。宮本恒靖会長は10日のパラグアイ戦後、後任について「できるだけ早く決めたい」と話していた。
そのなかで、山本NDが技術委員長を務めることが決定。海外出張の宮本恒靖会長はオンラインで参加し、「できるだけ早く決めて、日本サッカーの歩みを止めてはいけないと思っていました。来てもらう方には、今までの流れを知ってもらっていて、NDとして代表強化に携わってもらっていますが、そこを含めてやっていただけると判断しました」と選定理由を説明した。
その上で、「来年の任期の話をさせていただくと、我々理事、または委員長の任期は3月末までになります。まずはいったん山本さんにお願いすると考えた中で、3月までは代表とオーバーラップすることがそこまで負担ではないと考えました。3月終了後には、代表の活動が重要になりますので、そちらに専念をしてもらう形を考えています」と暫定的な措置であることも示唆した。
山本NDは過去にはアテネ五輪の監督や、ジュビロ磐田の監督などを歴任。2023年に現職に就任し、森保監督を率いる日本代表をサポートしている。技術委員長に就任するにあたり、前技術委員長の影山氏とのやりとりについて山本NDは「そこはありません。情報はいただいていますが、直接は話していません」と語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















