20歳日本人が欧州で「間違いなく注目株に」 リバプールも関心…”追い風”を海外報道「際立っている」

U-20日本代表の市原吏音【写真:MEXSPORT/アフロ】
U-20日本代表の市原吏音【写真:MEXSPORT/アフロ】

DF市原吏音に注目が集まる

 チリで開催されているFIFA U-20ワールドカップのラウンド16で敗退したU-20日本代表は10月11日に帰国した。グループステージを3連勝、しかもラウンド16の延長ロスタイムにPKで失点した以外は無失点だったチームのなかで、世界から大きな注目を集めたのがキャプテンを務めたDF市原吏音だった。

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 RB大宮アルディージャでもレギュラーを務める市原は、イングランド1部リバプールやチェルシーからの関心が伝えられた。スペイン紙「Mundo Deportivo」も「リバプールが注目する日本の原石、U-20日本代表のキャプテン市原吏音」と見出しを打って報じている。

 リバプールの情報にも精通するベンス・ボチャック記者は「市原吏音がリバプールのスカウトの目を引き付けたと聞いて、とても喜んでいる。20歳のセンターバックはボール扱いがうまく、空中戦にもとても強い。彼は今大会、空中戦のデュエルで勝率100%(10/10)を記録した。右センターバックも左センターバックもこなせる利便性もある。安価での拾い物になるかもしれない。レンタル移籍させてヨーロッパのサッカーに慣れさせ、将来トップチームに迎え入れるように育て上げていく。こうしたプロジェクトに向けた補強を見てみたい」と、自身のXで伝えた。

 U-20W杯で市原は守備の要として活躍しただけではなく、PKで2得点を挙げてMF石井久継とともにU-20日本代表の最多得点者にもなった。「Mundo Deportivo」は、レッドブルグループの一つである大宮でプレーしており、同グループのグローバルサッカー部門責任者にリバプールの前監督であるユルゲン・クロップ氏が就いていることも、市原のアンフィールド行きに影響する可能性があると指摘した。

 そして「市原はクリーンにボールを奪取し、対人プレーで際立っている。U-20W杯ではデュエル10回すべてに勝利した。間違いなく彼の名前はすでにヨーロッパや世界のサッカー界において、若いエリートとして注目株となり始めている」とまとめている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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