「現時点でのニュースは全て憶測」 レスター監督、“魔術師”の移籍話を完全否定 

CL出場権を持つクラブへの移籍願望を報じられるMFマフレズ

 日本代表FW岡崎慎司が所属のレスター・シティは、中盤の司令塔であるアルジェリア代表MFリヤド・マフレズに移籍話が絶えないが、クレイグ・シェークスピア監督がオファーの存在を完全否定している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 マフレズは昨季に“ミラクル・レスター”と呼ばれたリーグ優勝を岡崎らと成し遂げ、今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもプレー。その結果、来季に向けてCL出場権を持つクラブへの移籍願望があると現地メディアでは報じられてきた。しかし、シェークスピア監督はマフレズに対する他クラブからのオファーはないと強調している。

「マフレズは確かに多くのクラブから興味の対象だろう。だが、現時点でのニュースは全てが憶測でしかない。選手はオファーがなければ移籍することはできない。我々の選手たちには、誰に対するオファーも来ていない」

 レスターは一時期、完全なる残留争いに巻き込まれ、優勝監督であるクラウディオ・ラニエリ氏をシーズン途中解任する事態に陥った。現在は残留を確定させたものの、リーグの順位は11位と、来季に欧州の舞台で戦うチャンスはない。そのため、昨季のミラクルを引き起こした主力が流出する危険性が報じられている。

 しかし、現時点ではオファーがないことをシェークスピア監督は明言した。“魔術師”マフレズの移籍話が本格化するのは、シーズンが終了してからということになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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