遠藤航にCB起用が浮上 新加入DFが長期離脱…現地注目「証明する時が来るかもしれない」

リバプールはDFレオーニが長期離脱
イングランド1部リバプールに今夏新加入したU-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニは左膝の前十字靭帯損傷による長期離脱が決まった。センターバック(CB)の層が薄くなっているなかで、ユーティリティーな日本代表MF遠藤航が第4のオプションとして浮上している。
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現在のリバプールのCBはキャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクとDFイブラヒマ・コナテのコンビがファーストチョイス。そこにDFジョー・ゴメスとレオーニが控えていたが、後者は現地時間9月23日のカラバオカップ・サウサンプトン戦で負傷。この夏にパルマから新加入した期待の逸材だが、左膝の前十字靭帯損傷で長期離脱を余儀なくされた。
シーズン序盤からCBの選手層に不安が生じているが、英紙「デイリー・ミラー」は「アルネ・スロット監督は負傷したスター(レオーニ)の代わりを務められる2選手の名前をすでに挙げている」とレポート。指揮官にはこの非常事態に対応できるオプションがすでにあると指摘している。
その2選手というのが遠藤とMFライアン・フラーフェンベルフだという。リバプールは今夏の移籍市場でクリスタル・パレスのDFマルク・グエイの獲得に動いたが実現しなかった。その際に、スロット監督は「ライアンとワタ(遠藤)はそこ(CB)でプレーできる」とコメントしており、レオーニの負傷であらためてその発言がクローズアップされた格好だ。
実際に遠藤は昨季、スロット監督の下でCBとしてプレーを経験済み。現実的に有力な選択肢として考えられているはずだろう。リバプール専門サイト「Rousing the Kop」は「CBが3人だけになった今、遠藤が輝き、プレミアリーグで競争力をも持つ選手としての資質を備えていることを証明する時が来るかもしれない」と伝えていた。
ただし、同サイトは「多くのファンは遠藤が第4の選択肢になると考えているが、現実ではアンディ・ロバートソンがこの役割のベストチョイスになるかもしれない」と左サイドバックが本職のスコットランド代表DFの抜擢の可能性も示唆していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)












