伊紙が泥沼3連敗のインテルを酷評 「ユウトを助けて」と長友も満場一致の低評価

地元3紙の採点はすべて5点 対峙した「ラゾビッチの爆発に苦しんだ」

 インテルの日本代表DF長友佑都は、7日の敵地ジェノア戦で4戦連続スタメン出場を飾り後半37分までプレーしたが、チームは0-1で敗れて3連敗、7戦未勝利と泥沼に陥っている。前節ナポリ戦で致命的なクリアミスを犯し、メディアとサポーターから激しい批判を浴びたが、イタリア地元紙はこの日も満場一致の低評価。「ユウトを助けて」「相手がガス欠でも何もしようとしなかった」などと酷評されており、汚名返上とはならなかった。

 インテルは終盤戦で一気に苦境に陥った。ここ6試合で5敗目。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、大失速のインテルを「チームがチームでなくなってしまった。だが監督は辞めない」と報じている。同紙は長友に5点という低評価を与え、「ユウトを助けて。頻繁に困難に陥っていた」と左サイドで相手に押し込まれていたと評した。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙の長友の採点も5点。「ラゾビッチの爆発に苦しんだ。彼の体力が落ちても、それにつけ込もうとは全くしなかった。それにファウルが多すぎた」と、対面したサイドアタッカーのランコ・ラゾビッチにマッチアップで劣勢に立たされ、相手がガス欠に陥った後も何もしなかったと批判されている。

「トゥット・スポルト」紙の長友の採点も5点。「ラゾビッチのスピードに苦しめられた」と短くダメ出ししている。

 

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