バルサ来日問題が復縁に発展? 楽天“再スポンサー”の可能性を海外報道「姿勢に非常に満足」

ジョア・ラポルタ会長が楽天の対応に満足と海外報道【写真:柳瀬心祐】
ジョア・ラポルタ会長が楽天の対応に満足と海外報道【写真:柳瀬心祐】

神戸の会長も務める三木谷氏が「窮地を救った」

 スペイン1部バルセロナが来日し、7月27日にヴィッセル神戸と親善試合を行う。“中止騒動”に揺れたが、危機を救ったのが神戸の会長を務める三木谷浩史氏だった。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は今回の一件でバルセロナと楽天グループの復縁の可能性を示唆している。

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 この試合は主管であるヤスダグループに重大な契約違反があったとして、24日未明にバルセロナが来日中止を発表した。まさかの事態に2017年から22年までバルセロナのスポンサーだった楽天グループの会長兼社長も務める三木谷氏が動いた。親交の深い元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏を介してバルセロナの関係者とコンタクトを取り、契約違反の問題解決や航空機の再手配など自ら動いた。これにより試合が予定通り開催される運びとなり、26日にはバルセロナが来日した。

 スペインメディアでは三木谷氏が、未払金の500万ユーロ(約8億6000万円)を肩代わりすることで中止を回避したと報道。三木谷氏は26日に「法的な話があると思うので、また後日弁護士から説明してもらった方がいいかなと思います。ファクトとしては着金していなかったということ。その問題は解決した」と説明するにとどめた。

「ムンド・デポルティーボ」紙は一連の騒動について「FCバルセロナ、特に会長のジョアン・ラポルタはツアー代金未払いによる騒動の解決に尽力した三木谷浩史氏の姿勢に非常に満足している」とレポート。そして「三木谷氏は長年のスポンサー活動の後、バルセロナと再び関係を結びたいと考えている。バルセロナは三木谷氏の対応を評価しており、楽天との関係を再構築させたいと考えている」と両者が再びタッグを組む可能性を伝えた。

 スペイン紙「AS」も「楽天の創業者でありCEOの三木谷浩史氏が最終的に救った」とバルセロナの窮地を救った三木谷氏の献身を称賛していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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