アーセナル“全権監督”体制が終了? ドイツで評価高める37歳の強化部長招聘を画策か

ホッフェンハイム躍進を支えるローゼン強化部長引き抜きの可能性が浮上

 今季20年間獲得してきたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を喪失する危機に立たされているアーセナルは、功労者のアーセン・ベンゲル監督の解任が浮上するなど、クラブは分岐点に立たされている。強豪再建に向けて、ブンデスリーガで躍進する奇跡の軍団をまとめる37歳の敏腕強化部長を招聘する可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 アーセナルはこれまで強化部長が存在せず、ベンゲル氏が全権監督としてチーム強化も進めてきた。だが、ここにきてクラブは強化部長の人選を進めており、ブンデスリーガ3位ホッフェンハイムで同職を務めるアレクサンダー・ローゼン氏の招聘に動いているという。

 ホッフェンハイムはすでにリーグ4位以内を決めており、来季のCLプレーオフ出場権獲得以上を確定させている。29歳のユリアン・ナーゲルスマン監督の手腕に注目が集まるが、クラブのスカウティング能力の高さでも評価を高めている。

 昨季レスターで、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと日本代表FW岡崎慎司の活躍によって、出番を手にすることができなかったクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチはホッフェンハイムで再生。チーム最多12ゴールを決める活躍を見せている。

 

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