ブラジルやドイツへの短期留学も実施へ

　J1アビスパ福岡は7月24日、同クラブのアカデミー出身で日本代表のDF冨安健洋が、アカデミー支援プログラム「TOMIYASU×AVISPA」を通じて新たな支援を行うことを発表した。

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　このプログラムは「世界に挑戦できる環境を整備し、意志あるアカデミー選手の強化へ役立てる」ことを目的に、冨安の想いのもとで実施される。福岡が掲げるアカデミービジョンの実現に向け、継続的な取り組みとして展開される。

　具体的には3つの支援が決定しており、1つ目は「個人短期留学プログラム支援」。これまでに本プログラムに参加した中から、将来的にプロとしての活躍が期待される選手を対象に、海外クラブでの短期留学を実施。渡航費や滞在費を含めた全額を冨安が負担する。渡航先はブラジル（8月1日〜14日）とドイツ（8月5日〜19日）を予定しており、詳細は後日発表される。

　2つ目は「ユース海外遠征支援」で、「TOMIYASU×AVISPA」に関わるユース年代の選手を対象に、夏季の海外遠征費用の一部が補助される。現地では試合やトレーニング、文化体験などを行う予定だ。

　3つ目は「アカデミー強化育成活動費支援」で、短期留学・遠征以外の育成活動や費用補填を含む幅広い支援が行われる。福岡は今後も冨安と連携しながら、アカデミー育成の強化を図っていく方針を示している。