“宿敵”日本に完敗「言い訳はもう通じない」…母国で危機感「圧倒していた時代は終わった」

森保ジャパンが韓国に勝利してE-1選手権で連覇を達成した【写真:徳原隆元】
森保ジャパンが韓国に勝利してE-1選手権で連覇を達成した【写真:徳原隆元】

日韓戦は韓国メディア分析「両国のサッカー水準の比較になった」

 日本代表は7月15日、韓国で開催されたE-1サッカー選手権の最終戦で開催国・韓国代表と対戦し、1-0で勝利。大会3連勝で連覇を果たしたなか、地元開催での敗北に韓国メディアは「言い訳はもう通じない」と論じている。

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 前半8分、試合は早くも動いた。MF相馬勇紀のクロスに飛び込んだFWジャーメイン良が左足ボレーで合わせて、巧みにゴールに流し込んだ。これが決勝点となり、堅守でそのまま逃げ切った日本は、3戦全勝で今大会を制した。ホーム開催で優勝を狙った韓国にとっては厳しい現実となり、韓国メディア「OSEN」は「衝撃の日韓戦3連敗、韓国サッカーの危機」との見出しで報じている。

 記事では「宿敵の日本に0-1で敗れ、優勝カップ奪還に失敗。3戦全勝の日本が通算3度目の優勝を果たした。韓国は5度の優勝で最多を誇るが、2大会連続で日本に押された。韓国が日本に3連続で敗れたのは史上初めてだ」と現実を直視。2021年に横浜で0-3、2022年に名古屋で0-3と大敗した過去の対戦を振り返りつつ、流れが完全に日本へと傾いていると言及した。

 さらに、「日本遠征だから負けたという言い訳はもう通じない。韓国は2025年、ホームで日本に敗れた。ホームファンの声援も両チーム間の実力差を克服できなかった」と伝えた。

 代表主力の不在についても、「ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインの不在が敗因というのも言い訳だ」と断じ、「日本も欧州組は出場しなかった。むしろ海外組の数が多い日本のほうが不利かもしれない。KリーグとJリーグのトップ選手たちが対戦したという点で、両国のサッカー水準の比較になった」と分析している。

 母国チームへの評価は厳しく、「組織力の欠如は嘆かわしい。『日本の選手はフィジカルが足りない』という言葉も古臭い。韓国がフィジカル面で日本を圧倒していた時代は終わった」と総括し、日韓の力関係の変化を指摘していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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