3連覇へ…絶対女王が「世界にアピール」 国内組“発掘”のサバイバル

なでしこジャパンの高橋はな【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
なでしこジャパンの高橋はな【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

なでしこジャパンは初戦・台湾戦に臨む

 なでしこジャパン(日本女子代表)主将のDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)は7月8日、韓国で行われたEAFF E-1選手権の公式会見に出席。なでしこジャパンは9日に初戦・台湾戦を迎え、3連覇を目指す。19年、22年も頂点に輝いた女王だが「優勝は過去のこと」。WEリーグ勢が中心となって臨む今大会に向けては「世界にアピールするチャンスになる」と目を向けた。

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 重圧は感じられない。主将に任命された高橋は「優勝したのは過去のことなので、この大会はまたチャレンジャーの気持ちを持って、リスペクトして、しっかり目の前の試合に全力で戦いたい」と貫禄も示しつつ、謙虚に話した。ニルス・ニールセン監督の下、WEリーグ勢がメンバーに名を連ねた。前日7日にイングランド女子1部エバートン移籍が発表されたDF石川璃音ら“欧州組”もいるが、示すのは国内プロリーグのレベルだ。

「日本国内にも非常に能力の高い選手がいるのでその選手たち全員のチャンスの場。日本チームが優勝を目指す中でそれぞれの選手がアピールするチャンスになると思う」

 初戦の台湾にはかつて愛媛FCレディースに所属し、今年同国へ帰化したMF松永早姫がいる。千葉県出身の29歳はなでしことの対戦を「本当に光栄」と心待ちにする。ニールセン監督も「新たなタレントを発見するチャンス」。最多4回の優勝を誇るなでしこにとって貴重な機会となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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