リバプールを引き合いに被害者装うモウリーニョ クロップは同情も一刀両断「我々も去年通った道」

EL準決勝進出に伴う日程面の過酷さから、失速時の予防線を張ったモウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出に伴う日程面の過酷さから「我々はリバプールより18試合も多く戦っている」とクレームを付けた。シーズン終盤の失速時の予防線を張ったポルトガル人に、リバプールのユルゲン・クロップ監督は「我々も去年通った道」と反撃している。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。

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 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を巡る争いはチェルシー、トットナムに加え、リバプール、マンチェスター・シティ、ユナイテッド、アーセナルが展開している。

 そんななか、モウリーニョ監督は記者会見で日程面の不利を強調し、「我々はリバプールより18試合も多く戦っている」と発言した。実際のところ、リバプールより13試合多く消化しているユナイテッドだが、クロップ監督はモウリーニョ発言に眉をひそめている。

「それはアンフェアではない。状況というものだ。昨年我々にどんな気持ちか質問はなかった。彼の意図は理解できる。しかし、彼らは我々の昨年と同じ状況だ。不運なことに我々はチャンピオンズリーグを戦う立場にいないが」

 クロップ監督はこう語った。昨季リバプールはELとリーグカップの決勝に進出したために、試合数は今季のユナイテッドと同様に多かった。だが、ユナイテッドは昨季のリバプールよりも優位な立場にいるという。

 

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