町野の市場価値が高騰　「クラブにとっても明るい材料」

　ホルシュタイン・キールに所属する日本代表FW町野修斗が、クラブにおける市場価値でチーム最高評価を受けた。移籍情報サイト「Transfermarkt」が更新した市場価値で、町野の評価額はこれまでの350万ユーロ（約6億円）から500万ユーロ（約8億円）へと急騰。現地メディア「shz」は「クラブ史上最高額の取引となる可能性もある」と、移籍市場の動向にも注目している。

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　今回の市場価値更新では計11選手が対象となり、なかでも町野は突出した評価上昇を見せた。今回の更新により、町野が「キールの中で最も高額な市場価値を持つ選手となった」と説明し、チーム内での存在感を強調。「町野の価値上昇は、クラブにとっても明るい材料」とし、ドイツやイングランドの複数クラブが関心を寄せていることも報じている。

　記事では「彼の去就は今夏の移籍市場においてキール最大の注目トピックとなる見込みだ」と綴っており、「クラブ史上最高額の取引となる可能性もある」と、今夏の移籍市場におけるビッグディール実現への期待も示していた。

　町野は2023年7月に湘南ベルマーレから完全移籍し、加入初年度に公式戦12得点3アシストをマークして1部昇格に貢献。今季はチームが1年で2部降格となったものの、成績不振の中で二桁得点を記録した日本人ストライカーとして、他クラブから注目を集めることになりそうだ。