マンUが公式発表、イブラとロホは「重大な膝の靭帯損傷」 同様の事例で全治8カ月も

ELアンデルレヒト戦で負傷、今後は専門家と相談のうえで治療方針を決定

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間20日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、アンデルレヒトとの第2戦で負傷したFWズラタン・イブラヒモビッチ、DFマルコス・ロホ両選手の負傷に関して、ともに「“重大な”膝の靭帯損傷」があると公式発表した。

 アンデルレヒト戦は延長戦の末に2-1で勝利しベスト4進出を決めたが、この試合の前半にロホ、後半アディショナルタイムにイブラヒモビッチが膝を負傷して途中交代となるなど消耗戦となった。

 専門家に相談のうえで今後の治療方針などを決定していくことになるというが、クラブは公式サイト上で両選手ともに「“重大な(significant)”膝の靭帯損傷」と発表している。長期離脱は確実な模様だ。過去の事例から見ても、同様の負傷で全治6カ月から8カ月にも上る可能性がある。

 ユナイテッドはEL準決勝に勝ち残り、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を見据えた最終盤の戦いが控えている。チームは野戦病院と化し、ジョゼ・モウリーニョ監督も「我々はトラブルに見舞われている」と頭を抱えるこの不測の事態を、乗り越えることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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