新生ミランの標的はドルトムント韋駄天FW 2億円で売却の原石を100億円で買い戻しか

モンテッラ監督らが首脳会談 ミラン下部組織出身のオーバメヤン獲得に動く模様

 ACミランは中国人オーナーグループへの買収手続きが完了したが、チャイナミランの来季移籍市場で最大の標的はミラン下部組織出身のドルトムント韋駄天ストライカーであることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はミラノ市内の本社カーサ・ミランでファッソーネ社長、ミラベッリ強化部長と3時間に及ぶ強化会議を行ったという。記事では「会談は良いフィーリングで行われた。モンテッラ続投はまもなく完全な形になる。残留してチームを操縦する可能性は非常に高い」と報じられている。

 そして、移籍市場の標的についても首脳会談が行われた模様だ。近年はクラブの累積赤字で訳あり補強路線を突き進んできたが、チャイナマネーを背景に大型補強に動くという。そして、最大の標的が決まり、「夢はオーバメヤン」と報じられている。

 ピエール=エメリク・オーバメヤンは2007年からミランの下部組織に加入。トップチームでは出番を手にできず、フランスリーグへの武者修行の末に才能が開花。2011年にサンティエンヌに移籍金180万ユーロ(約2億円)で売却した。そして、2013年にドルトムントに完全移籍し、現在リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督にウインガーから1トップにコンバートされると一気にブレークを遂げた。

 

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