サッカー協会が発表

　UAE（アラブ首長国連邦）サッカー協会は3月26日、ポルトガル人のパウロ・ベント監督とアシスタントテクニカルスタッフを解任することを公式SNSで発表した。25日に行われた北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選（3次予選）の北朝鮮戦で2-1と勝利し、本大会出場権が得られるグループ2位進出の可能性を残す中で異例の人事となった。

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　UAEは、3月の最終予選グループAの2試合で1勝1敗（イラン／0-2、北朝鮮／2-1）とし、現在3位（4勝1分3敗・勝ち点13）につける。すでに首位イランの本大会出場が決まり、残り2試合で2位ウズベキスタン（勝ち点17）と自動出場権争いを演じるなかで、指揮官の電撃解任に踏み切った。

　ベント氏は2023年7月9日、アルゼンチン人のロドルフォ・アルアバレーナ氏の後任として就任し、3年契約を締結。これまで2014年と22年にポルトガルと韓国をW杯出場に導いた実績を持つ。UAE監督就任以来、14勝5分7敗の成績を収めてきたなか、現地メディア「alkhaleej」によると、いくつかの試合結果やパフォーマンスが振るわなかったため、国内では批判に晒されていたという。